■ 重要データは、定期的に別媒体へバックアップを取って保存する
<バックアップの方法>
- ハードディスク(HDD)やDVDなどの外部記憶媒体に保存
- 重要情報はネットワークと切り離して保存
- 保管方法を決めておく(保管場所や保管媒体など)
- バックアップ媒体のセキュリティ対策も同時に実施
- 必要に応じて1つ前のデータも保存
定期的バックアップの重要性
ビジネスで利用するデータは、削除誤りなどの人的ミスやハードウェア障害、ソフトウェア障害など多様な要因によって破損する危険があります。これらのリスクから業務データを守るためには、定期的なバックアップが不可欠です。
重要なデータのバックアップがあれば、万が一データが消失してしまっても、速やかにビジネスを復旧させることができます。
バックアップには、使っているPCが壊れたときのために重要なデータを外付けのHDDなどにバックアップする方法や、クラウドへバックアップする方法があります。
クラウドの場合、保管するデータセンターの場所が会社から遠いところにあったり、複数のデータセンターで相互にバックアップしていたりと、社内で保管するより安心な場合もあります。
クラウドの活用に際しては、管理担当者の選定や利用範囲と権限の明確化、利用者が使うパスワードなどの認証機能を適切に設定・管理するなどの点に留意が必須です。
<Windowsのバックアップ機能を活用だ!>
定期的バックアップのために市販のバックアップソフトウェアを使う方法もあるが、Windowsには自動バックアップ機能が付いている。一度設定すれば指定したフォルダーを定期的にバックアップしてくれる。保管場所としてはネットワークから切り離すことができる外付けのハードディスクがお薦めだ。