POINT1:不正アプリでスマートフォンは乗っ取られる!
スマートフォンではさまざまなアプリをダウンロードして使用することができますが、中にはインストールされたスマートフォンのデータをのぞき見したり、カメラなどを遠隔で勝手に作動させる機能を持つ不正アプリがあります。
Androidの不正アプリが累計3,400万個を突破
2010年8月に最初のAndroid不正アプリが検出されて以来、2019年12月時点で3,400万個に到達しました。(トレンドマイクロ社調べ)
Androidでは自由にアプリを配布・インストールすることができます。
スマートフォンには、電話番号やメールアドレスなどの個人情報をはじめ、クレジットカードや銀行口座の情報を入れている人も多いでしょう。
不正なアプリに十分注意してください。
(トレンドマイクロ社調べ)
POINT2:不正アプリによる被害
- ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺により、個人情報などを盗まれたり、アカウントの乗っ取りや不正利用で金銭を奪われたりする
- 写真や住所、電話番号などの個人情報を抜き取られて勝手にネット上に掲載されたり、自分のいる場所を追跡してストーキングをされたりして精神的な被害を受ける
- スマートフォン向けのランサムウェアで端末にロックをかけられて身代金を要求される
<スマートフォンにもセキュリティ対策が必要だ!>
スマートフォンのOS・ソフトウェアはアップデートし、ウイルス対策ソフトも導入・更新しよう。
また、公式サイト以外からアプリをインストールせず、アカウントやクレジット情報などの入力は慎重に行うことだ。
さらに、重要データのバックアップを実施し、盗難・紛失に備えて画面ロックなどを設定し、「GPS(位置情報サービス)」と「端末を探す」機能を有効にしておくとよいだろう。
⇒ MISSION 1-7 インターネットバンキングの不正送金