「東京都デジタル人材確保・育成基本方針」の概要
東京都は2021年度に「都政とICTをつなぎ、課題解決を図る人材」として新たにICT職の採用を開始し、その能力向上のための研修を実施しているほか、デジタルに関する豊富な知識・経験を有する高度専門人材を民間から積極的に登用するなど、多様な人材の確保を進めている。
東京都職員のICT職や専門性の高い人材に限らず、各職員のデジタルテクノロジーに関する理解（マインドセット）を深め、それを使いこなせるようリスキリングにより『デジタル人材』を育成するとしている。
中小企業におけるDXを推進する人材確保・育成での適用可能性
中小企業でのDXを推進するに当たって、この例のように細分化されたITやセキュリティに関連する専門知識を持った人材の確保は困難であり、一人の職員が多くの役割を果たさざるを得なくなる可能性が高い。
しかし、外部委託での人材も活用して、職員がそれぞれの強みを発揮し、コラボレートしながら、相互補完・相乗作用により組織全体のレベルアップを実現することが重要であり、体制の構築と従業員をリスキリングする際の具体例として参考になると思われる。
そこで、「東京都デジタル人材確保・育成基本方針」の概要と、各種スキル標準との関連を紹介する。
紹介資料
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