POINT1:急速に進化するAIを活用しよう
インターネットの検索エンジン、スマートフォンの音声検索アプリや音声入力機能、掃除ロボットなどの家電製品、さらに人型ロボットにも人工知能(AI)が搭載されています。
身近となったAIを企業経営に活用することによって、経営上のさまざまな課題を解決するのみならず、新しい価値をも生み出します。
例えば、大手調査機関では、日本においては2035年にAIによる労働生産性がベースラインで34%向上するという分析も行われています。
【コラム】新しい価値を持った業務の創出
AIを含むICTの進化は雇用と働き方にも影響を及ぼします。
- 既存業務の人材不足の解消
- 不足している労働力の補完・省力化
- 既存の業務効率・生産性の向上(省力化)
- 新しい価値を持った業務の創出
などが期待されています。
< AIの進化で予想されること >
- 労働力不足や過酷労働などの緩和
- 農業・漁業の自動化による人手不足問題の緩和
- 犯罪の発生予知、事故の未然防止
- 個々人の必要に応じたきめ細かいサービスの提供
- 医療データの活用などによる課題解決
- 職人の知識、ノウハウの体系化による維持と伝承
国内のAIとIoT活用状況
出典:財務省「最先端技術(IoT、AI等)の活用状況」(平成30年11月)を参考に作成